5つのこだわり
弊社では通し柱と梁の接合部にテナンビームという耐震ボルトを採用しています。 木造住宅は通常、柱と柱、柱と梁の接合部に継手の工法を使用 します。継手とは、支えとなる柱に型となる空洞を彫り、木と木がピッタリはまるようにする木造建築の伝統的な工法です。 木と木が重なり合うことで隙間が解消され、とても頑丈です。しかし地震のような不確定な揺れや、湿気などで木自体が弱くなった場合、一気に脆くなります。そんな継手の弱点を改善できる技術が、コスモホームで採用しているテナンビームです。
継手と違い、スリットとボルト穴のみという最小限の切り欠きなので、軸となる木が、木本来の強さを発揮することができます。また、ボルトを差し込んだ部分が時間の経過で緩くなることを防ぐために指定の集成材を使用しています。
溶融亜鉛メッキ鋼板を素地に、リン酸亜鉛処理を施し安定した皮膜下地を作り、さらに耐食性に富む樹脂系塗料でコーティング。3層の防錆効果により長期間強度を維持します。
高強度であることに加え、見た目もスッキリしており、他工法との組み合わせも可能です。
弊社の鉄筋はD-13。基礎の強さは、鉄筋の太さ、本数、間隔で決まります。
コンクリート強度とは、コンクリートが打ち込まれてから28日経過した時点で計測された強度のこと。他社の強度が21N/m㎡なのに対して、弊社は27N/m㎡。数十年と安心して暮らせる強いお家です。
住宅の土台は、人間でいう足の部分です。弊社では足元をしっかりするために、土台にヒバを使用しています。ヒバにはヒノキチオールという成分の排出によって、腐朽菌(物を腐らせる菌)や白蟻を近寄らせない効果があります、これにより家を長持ちさせることができます。 柱には乾燥無垢杉を使用しています(※凛仕様のみ)。※強度を高めるため、通し柱のみ指定の集成材を使用。
ホゾとは『継手』で木材を接合するとき、一方の材にあけた穴にはめこむため、他方の材の一端につくる突起のことを言います。通常のホゾは短ホゾと言い、土台までホゾが届いていない状態にあります。位置決めやズレ止め程度の役割で、V字金物などの緊結のために併用されます。土台と柱の接合等で使用されますが、短いため、長く住むにつれ、荷重で柱が沈みやすく、サッシ等が開閉しにくいなどの弊害が起きやすいです。
「天然のホウ酸」で安全にお家の防虫効果を持続させます。
弊社では、『エコボロン』という工法を採用しています。木材保存剤であるホウ酸を使用し、マイホームが”腐らない”・”食べられない”防腐防蟻対策です。その自信から、シロアリの被害に対して業界最長の15年保証を設けておりあます。「エコボロン」は白蟻を寄せ付けないだけではなく、耐性を持たれないので長期にわたり家を守ることが可能です。
ホウ酸は米・カリフォルニア州や西トルコの鉱脈で採掘される「ホウ酸塩鉱物」を精製して作られます。ホウ酸は鉱脈のほかにも、海水、淡水、岩石、すべての植物、土壌などに存在する“天然物”です。
「ホウ酸」と聞いてまず目薬や、ゴキブリのホウ酸ダンゴを思い出す方も多いのではないでしょうか。これらは、ホウ酸が哺乳類動物に安全で、哺乳類以外には厳しく作用するからできる芸当です。
鉱物由来のホウ酸は分解や揮発することがないから、効果が低下しません。しかし合成殺虫剤(農薬)は3〜5年で効果がなくなるので注意が必要です。