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家はいつごろに建てるのがいいのか?
更新日2024.7.21. 住宅 コラム
夢のマイホームを建てる時期は、いつが良いのか?
最近様々な不動産会社のCMで家を建てるなら20代から!などとよく耳にしますが、
現在家を建てている世帯は?そもそも20代で家を建てるメリットは何なのか?調べてまとめてみました!!
1.目次
1.現在の持ち家率
2.家を持ってる人の世帯率
3.家を早く建てるメリット・デメリット
5.まとめ
1.現在の持ち家率
2人以上世帯の持ち家率は68.9%だそうです。半分は超えていますね。
(金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」参考。)
ですが、20代では持家率が29.2%と低くなるみたいです。家は月々のローンで払うので20代では難しいのもうなずけます。
しかし現在住んでいるマンションの家賃と月々のローン返済額があまり変わらない場合もあります。
例えば弊社の建売物件の南高江の価格は、2,980万円ですが月々の支払いは63,545円です。
なので現在6万円近くの家賃を払っている人は、家を買うのはそこまで難しくないようにも思えます。
また20代で家を買う人が少ないのは結婚の問題もあるかと思います。
年々未婚率は上がっていっているようで、そもそも結婚してないから建てないという方も多いのでしょう。
25~29歳の未婚率は,男性が71.4%,女性が59.0%(※国勢調査結果)だそうです。思っていたより高いとは思いましたが、
今は結婚には慎重な人が多いイメージですので納得の数字なのかもしれません。
また親と一緒に住む方も一定数おり、そのまま実家に住むから建てない方もいます。
2.家を持っている人の世帯率
家を持っている世帯率のわかりやすい表がありましたので見てください↓
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[2人以上世帯調査]」/2023年>
20代と30代の差は1.5倍以上あります。20代は表で見ても極端に低いですね。
対照的に50代からは7割近くが家を持っています。
やはり年齢が上がるにつれ比例して世帯年収も上がるので余裕ができ始めてから建てる人が多いということでしょう。
3.家を早く建てるメリット・デメリット
では家を早く建てるメリットはなんでしょうか?
下の画像は賃貸と持ち家を比較したものです。
この表だけでも持ち家のメリットは大きいように思います。
下画像に書いていない賃貸のメリットはすぐに変えられることです。ご近所に苦手な人がいる、日当たりが悪くてジメっとしているなど、気になるところがあればすぐに引っ越せます。
しかし家となるとローンがありますのでそれは難しいですよね。
ですがそれを加味して考えてても持ち家の方が良い点は多いです。
家賃を長く払い続けるよりも、早めに家を建てる計画を立て20代のうちには建てた方が良いと私は強く思います。
やはり賃貸の家賃というのは支出の中でも無駄で、もったいない部分だと感じるからです。※個人の意見です。
築年数が少ない賃貸に好んで住む方は多いと思いますが、その家賃の月々の支払いと同額で家が買えるのならあなたはどちらを選びますか?
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?なかなか若いうちに家となると難しい部分もあるかもしれませんが、絶対に20代で家を建てないと!と焦るのではなく20代のうちから住宅展示場やモデルハウスなどのイベントに暇つぶしでもよいので赴き、少しでも知識を頭に入れて実際に建てるときに活かせたらそれでいいと思います。
家づくりは一生にそう何回もできるものではありません。友達の家を見て私もこうしてればよかった、もっと勉強してたらよかった、と後悔しないためにも
早めから勉強することは大事です。20代だから関係ないと切り離さず考えてほしい問題です。
筆者:(株)コスモホーム マーケティング部 齋藤