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建築費用はどうして分かりにくいのか?
みなさん、こんにちは🐢
突然ですが、質問です!!
① 照明器具 ② キッチン ③ 屋根 ④ 駐車場のコンクリート ⑤ カーテン ⑥ 断熱材 ⑦ 足場などの仮設工事
これらは、どれが建物本体価格に含まれていて、どれが含まれていないかご存知でしょうか?
答えは全てが正解で、全てが不正解です!!
どういうことでしょう!?
それは建物本体価格に含まれるものの基準は、国や地域等で定められているわけではなく、建設会社が自由に設定し、表示出来る仕組みになっているのです。
つまり、全て含まれている会社もあれば、全て含まれていない会社もあるということです。
でもどうしてそんなことになるのでしょうか。
みなさんは家づくりをされるにあたって、予算は当然検討する項目ですよね。なので金額が自分に合う会社をもちろん探されたいですよね。
すると、坪単価○○円 とか 建物 ○○円 (税込) とか 月々の支払い ○○円 とかそういう表示を見て、検討されていませんか?
建設会社は一人でも多くのお客様と出会いたいので、なるべく金額を安く表示したいと考えているのです。
するとどういうことが起きるか。極端に言いますと、お客様が求めている基準は、「明日から住める金額」に対し、建設会社は「雨・風を凌げる金額」で表示することができるので
そこに大きなズレが生じてしまい、その金額で話を進めてしまうと、実際に住む為には、あと何と何を買わないといけないとなり大幅に予算が膨れ上がってしまうのです。
そして何が含まれているかしっかり把握出来ていない状態で、建設会社に相見積もりを取ってしまうと、実際には比較出来ない金額が並んでしまい、ますますどうすればいいか分からなくなってしまいます。
ではどうすれいいでしょうか?
ここからは私の個人的なアドバイスなので、参考になればと思います。
① 自分で用意するもの(自分で用意できるもの)のリスト決め、紙に書く。
カーテン・家具家電・照明器具・エアコン・ポスト・表札・ 等々 (基本的に自分で用意する方が予算は低く抑えられる傾向があります) ※但し、取り付け工事をお願いしなといけないものは注意が必要
② そしてそれを除いた全てのもの含む金額を出して欲しいと担当者に伝え、紙を渡す。
③ 見積もりが提示されたら、改めて上記の指定したもの以外がすべて含まれているか確認する。
④ そしてその金額を元に比較検討を進める。
この手順でいけば、正確な比較でき、後からこれが入ってない等のトラブルを避けることができ、計画通りの家づくりが進められるかと思います。
みなさんの理想の家づくりが出来ることを祈っています。
ちなみにコスモホームの本体価格には ② キッチン ③ 屋根 ⑥ 断熱材 ⑦ 足場 は含まれていますが、その他は含まれておりません。
ご不明な点があれば各担当者までお問合せ下さい✨
それでは、また 🐢