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Z工法🏠

みなさん、こんにちは🐢

ここ2・3日かなり冷え込んで来ましたね。また来週は氷点下の日が続くということなので、しっかり寒さ対策をして、体調管理をお気をつけ下さい。

さて今日は寒さに関係することで、弊社のℤ工法についてですが、ℤ工法=セルローズファイバー断熱と誤解されていることが結構ありますので、改めてご説明したいと思います。

ℤ工法とは、断熱材にセルローズファイバーを使用するのは間違いないのですが、大きな特徴としては、部屋と部屋との間の間仕切り壁や1階と2階の間にもセルローズファイバーを充填するというその工法にあります。これをすることで、各部屋ごとに断熱区画ができ、少ないエネルギーで各部屋を暖めたり、涼しくしたりすることが可能になります。また各部屋の防音効果に関しても一定の効果が見込まれるはずです。

最近「全館空調」という言葉をよく耳にします。一年中全ての部屋(廊下や洗面所も含む)が快適な温度に保たれるという仕組みです。しかし私は本当にそこまで必要か?と考えてしまいます。もちろん、それがエネルギーもコストも何もかからないということであれば、弊社の求める究極形なのですが、現時点の技術ではそれは難しいはずです。大きなランニングコストとイニシャルコストをかける必要があると思います。であれば、本当に普段人がいない場所、廊下や収納・玄関などまで常に快適な環境にする必要があるでしょうか?しかも不在時もです。例えばリビングでTVを観ていて、寝室のウォークインクローゼットにちょっと服を着替えに行ったとします。滞在時間がわずか2~3分として、その空間を24時間快適に保つ必要は私はないです。我慢します(笑)必要な場所を可能な限り早く、可能な限り省エネルギーで快適に出来ることが大事だと考えます。

家の定義は一番初めは「雨・風をしのげるもの」だったのです。建材だけではなく、家電製品も色々と便利なものができ、人々の「当たり前」のレベルは向上しています。でもだからこそ自分の感覚を見失わないようにしないといけないと常日頃考意識しています。コストをなるべくかけずに快適にする。この使命を忘れず、新たなチャレンジを続けていきたいと思います。

それではまた🐢